ミャンマー人エンジニアの採用を成功させるには?ミャンマー人の特徴を解説!

ミャンマーはアジア諸国のなかでも有数の親日国として有名です。日本に好意的な印象を抱いていることが多いため、日本企業への就職・転職を希望するミャンマー人も多くいるようです。また、公用語であるビルマ語は日本語と文法が似ており、ミャンマー人の日本語習得は比較的早いと言われています。今回はそんなミャンマーのIT市場やミャンマー人エンジニアの特徴・仕事観を紹介します。

ミャンマー人の海外志向は高まる傾向に

2011年に政府が市場経済を解放したことで、ミャンマーには海外からの開発援助や投資が流入し、世界から注目される存在になりました。しかし、まだ国内の産業が十分に発達しておらず、就職率は低い状況が続いています。学生によっては国内で選考のチャンスすら与えられないといったこともあるようで、海外での就職を検討する学生が増加しています。特に日本に対して好意的な印象を抱いているミャンマー人にとって、日本での就職は選択肢の一つになっています。

また、ミャンマーでは、国内の平均年収が13万円ほどと、アジア内でも最低レベルで生活水準が低いです。そのため、高い給与を求めて外資系企業や海外の企業での就労を希望するミャンマー人エンジニアが増加しています。

※クーデターによるミャンマー人採用・雇用への影響

ミャンマーでは2021年2月1日に国軍によるクーデターが発生し、国内での混乱が収まらない状況が続いています。そのため、出国関連の手続きへの影響が予測されています。ミャンマー人が海外で仕事をする際には、労働省が開催する3日間の講習に参加し、さらにミャンマー労働局から「スマートカード」を発行してもらう必要があります。しかし、クーデターの影響でこのスマートカードの発行が遅れてしまう場合があります。

また、現在ミャンマー軍は国内での通信分野での規制を強めているため、安定した通信環境を確保することが難しいのが現状です。新型コロナウイルスの影響もあり、現在はオンラインでの面接が多くなっていますが、現状日本とミャンマーでのオンライン面接は難しくなっています。
一方で、日本に在留しており、ミャンマーにおける情勢不安を理由に帰国を希望しないミャンマー人には、緊急避難処置として在留・就労が認められています。在留資格の期限が満了した場合にも、特定活動での更新が可能となっています。

在留資格条件付与する在留資格
技能実習
技術・人文知識・国際業務
留学
特定活動
在留資格の活動を満了し、在留を希望する方「特定活動(6か月就労可能)」
※本国情勢が改善しない場合は更新可能。
上記の在留資格を持ち、特定技能の業務に必要な技能を身に着けたい方在留資格の活動を満了し、在留を希望する方「特定活動(1年就労可能)」
※特定産業分野(介護・農業等の14分野で就労可能)
※本国情勢が改善しない場合は、更新可能

最新の情報は出入国在留管理庁ホームページから確認できます。

ミャンマーのIT業界

教育

ミャンマーでは現在、ほとんどの産業分野においてエンジニアが必要とされています。また、エンジニアの給料は他の業界に比べて高いため、大学に進学してエンジニアとして就職を目指す学生が増加しています。しかし、インフラの整備の遅れ、パソコンの普及の低さが原因で、IT教育に必要な設備環境が整っている場所は限られているのが現状です。2017年時点で、IT系の大学はミャンマー国内に27大学あり、毎年約6000人ほどの卒業生を輩出しています。特にミャンマーのトップ校であるヤンゴン工科大学は、優秀なエンジニアを毎年輩出しており、海外のIT企業へ就職する学生が多くいます。

業界

近年、多くのITの先進国が人件費の削減を目的に、ミャンマーでオフショア開発を行っています。安価で優秀な人材を確保できると、日本でもミャンマーはオフショア先の国として人気です。また、ミャンマー人エンジニアも、給料が高い外資系企業で働くことが多いようです。

外資系企業、もしくは海外での就職を目指すミャンマー人エンジニアは英語が堪能なことが多いです。もともと英国の植民地であった影響もあり、英語を話す人が国内に多く、特に有名大学を卒業したミャンマー人は英語が堪能です。大学の教科書は英語で書かれていることが多く、全学部で英語の授業が必須となっていることから、ミャンマー国内の大学卒業者は日常会話レベルのスピーキング能力を持っていると言えるでしょう。国内の有名大学を卒業したミャンマー人は、その語学力と技術力から多くの企業に注目されています。

給料

ミャンマー人の平均年収は13万円ほどと言われており、日本と比較して給与水準がかなり低いです。エンジニアの年収はミャンマーでは平均年収が高い職種ではありますが、60万円から120万円ほどとなっています。また、ミャンマー国内の企業では高額な給与を払えないため、多くのエンジニアは外資系企業や海外に移住して働き口を探します。

ミャンマー人の特徴・仕事観

目上の人を敬い秩序を重んじる

ミャンマーでは人口の85%以上が仏教を信仰しており、親や目上の人を敬う文化が浸透しています。そのため、ミャンマー人は日本企業に独特な年功序列制度に理解を示すことが多いです。また、秩序を重んじる姿勢が強いと言われており、組織内でのルールや上司の指示をしっかりと守る傾向にあります。日本人にとってミャンマー人は一緒に働きやすく、チーム内でも信頼できることでしょう。

自己主張が少ない

ミャンマー人は仏教の教えを忠実に守るために、目上の人に対して反抗することがなく、そのため自分の感情や意見を伝えることがあまりありません。ストレスやネガティブな発言を口に出さないため、知らぬ間に負担や不満が溜まってしまうことがあります。ミャンマー人を採用した際には、1on1を実施するなどして、コミュニケーションの機会を増やすことが重要です。また、直属の上司にはネガティブな発言をしないこともあるので、違う部署の人にも相談できる仕組みや機会を作るようにしましょう。

叱責に慣れていない

ミャンマーでは穏やかさが尊ばれる文化が浸透しています。そのため、家庭内・社会で怒ることが滅多にありません。また、教育の過程でも叱られることがあまりないため、叱責に慣れていません。日本企業に入社したミャンマー人も、「叱って育てる文化」を理解することは難しいでしょう。特に人前で叱られてしまうと、ひどく傷つき離職してしまう恐れがあります。ミャンマー人エンジニアを採用した際には、例え失敗を犯してしまっても怒るのではなく、落ち着いて指導することが重要です。

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まとめ

深刻なエンジニア不足に陥っている日本において、海外での就労を希望するミャンマー人エンジニアの採用は理に適っていると言えます。また、ミャンマー人の性格や行動様式は日本人と比較的似ているため、入社後すぐに環境に馴染むことが期待できます。ぜひ外国人エンジニアの採用を検討しているのであれば、ミャンマー人を採用してみてはいかがでしょうか。


参考
2017年 国際協力機構(JICA)「ミャンマー国IT 人材育成の可能性の基礎調査業務完了報告書
2021年3月 日本貿易振興機構(ジェトロ)ヤンゴン事務所 「基礎データ


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