組織実行力を高める動画型マネジメントシステム「ClipLine」を提供するClipLine株式会社は、外国人材の定着・教育支援サービス「つながるダイバーシティ動画研修」の提供を開始した。
同社が2019年4月に実施した「外国人材の教育に関する実態調査」では、外国人社員の約8割が、苦労を経験したという結果が報告された。また、その中でも「コミュニケーションが円滑でない」という回答が最多となっており、職場での外国人と日本人の円滑なコミュニケーションは課題となっている。
本サービスは、日本人と外国人それぞれが仕事中のコミュニケーションを円滑にする具体的な方法を学習するための動画学習サービスだ。概論に終始するだけでなく、学習したその日から日本人と外国人それぞれが職場で実践することができる内容となっている。
【対象企業】
IT、小売、製造工場、医療介護、物流など
※ホワイトカラー、ブルーカラーを問わず、日本人と外国人が日本語を使って働いているすべての職場で該当する内容です。
【コンテンツ内容】
異文化コミュニケーションで問題になりやすいシチュエーションを動画教材にしました。数十本のコンテンツから必要な動画を組み合わせて学習することができ、日本人側、外国人側の双方に学びのある内容となっています。また1つの動画はわずか数分間となっており、隙間時間での学習が可能です。
(例)
・仕事に関する文化や習慣の違いから生じるミスコミュニケーション
・業務指示や受け答えで生じるミスコミュニケーション
・評価やフィードバックで生じるミスコミュニケーション
【費用】
3か月間パッケージ:68万円(税別)~
※企業規模や内容により期間や金額が異なります。詳しくはお問い合わせください。
【お問い合わせ】
ClipLine株式会社 エンタープライズ営業部:sales@clipline.jp
2020年1月に発表された研究論文「外国人社員とのコミュニケーションにおける日本人社員の日本語運用能力改善意識の向上策」では、日本人が外国人社員との協働について研修等で学ぶことで、社内でのコミュニケーションの改善意識が高まることが示唆されている。本サービスは、社内における外国人とのコミュニケーションを向上させる方法を具体的に学ぶことができる内容となっている。外国人が働いている企業は、ぜひ利用してみてはいかがだろうか。
【参照リリース】外国人材定着・教育支援サービス「つながるダイバーシティ動画研修」を内定ブリッジ社と共同開発
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