ウィルグループ、インドネシア大手送り出し機関のミノリグループと業務提携

人材サービス事業を主力とする株式会社ウィルグループは7月19日、インドネシア大手の送り出し機関であるミノリグループと業務提携したことを発表した。

ウィルグループ、インドネシア大手送り出し機関のミノリグループと業務提携

送り出し機関とは、日本側の受け入れ組合と契約を結び、技能実習生を日本に派遣する海外の団体や企業をいう。今回の業務提携により、ウィルグループは労働人口減少による人手不足の解消を目的に外国人労働者の獲得を強化し、人材サービスの拡充を図る。

具体的に、ウィルグループの経営幹部がミノリグループの非常勤役員に就任し、複数名の社員を出向させることで、人的資源の面でミノリグループを支援する。そして、ウィルグループの顧客ネットワークやマーケティングのノウハウとミノリグループが送り出し機関として培ってきたノウハウを融合し、人材サービスの拡充とさらなる事業規模の拡大・企業価値の向上を目指す。

ミノリグループは、2018年には年間800名以上の技能実習生を日本に派遣した実績があるインドネシア大手の送り出し機関だ。介護・製造・建設・農業・漁業等の幅広い分野で技能実習生の育成・送り出しを行っている。

一方、ウィルグループは、優秀な外国人材の獲得を重点施策の一つに掲げ、国内外で人材派遣・業務請負・人材紹介等の人材サービス事業を展開し、製造分野を中心に年間約4,000名の外国人労働者をスタッフとして採用している。また、ベトナムの大学と提携し、日本語教育や日本企業への就職支援などにも取り組んでいる。

7月18日には、同社が運営する約20万人の外国人材が登録する外国人アルバイト求人メディア「Joboty」と外国人に特化した在留カード管理システム「ビザマネ」の導入店舗がそれぞれ1000店舗を超えたことを発表している。

【コーポレートサイト】ミノリグループ
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