人材の心の状態をデータで確認できる検査ツール「ココトレ」13言語対応へ、外国人にも活用可能に

ココロデザイン株式会社は4月16日、同社が提供する人材の潜在的な心の状態を統計データで確認できるクラウド型検査ツール「ココトレ」が5月14日より13言語に対応することを公表した。

「ココトレ」の導入企業は、適材適所を把握したうえでの人員配置や個性に応じた育成、また社員の心身状態の早期ケアなどに役立てることができる。「検査は約15分」「検査結果はA4サイズ1枚」「コストが安く手軽に利用できる」特徴があり、従業員の入社直後から定期的に検査を実施していくことで、経営改善を図ることができる。

その「ココトレ」が5月14日に13言語に対応する。これにより、導入企業は、文化・言語の違いからわかりにくいといわれる外国人労働者の内面や本音を把握することができるようになり、外国人労働者の定着・育成に活用できる。対応言語は、日本語に加え、英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語・タイ語・ベトナム語・ミャンマー語・ネパール語・インドネシア語・マレーシア語・タガログ語・クメール語の計13言語。

ココロデザイン社は、2016年より表面的には見えづらい個性や、心身の不調・攻撃・不満・思い込み・やる気などの傾向について調査・研究を行っており、2年間の検査結果の精度向上を経て「ヒトの内面・状態の見える化」を実現した。

人手不足・売り手市場により各社の採用コストが増える中、従業員が離職しないように仕組みを整えることも企業にとって重要だ。とはいえ、経営層がすべての従業員に目を配るのはなかなか難しいのが実情だ。文化・言語が異なる外国人労働者とのコミュニケーションの方法を理解しやすくなるツールを活用することで人材の定着率を高めるためにも、導入を検討してみてはいかがだろうか。

なお、同社は多言語対応のリリースを記念し、5月14日から8月31日まで、初めてココトレを利用する企業を対象に、外国人向けに利用した場合、無料で利用できるキャンペーンを実施する。日本人向けの検査の場合も3名まで無料だ。通常利用料金は一人あたり税別3,500円となっている。

【ウェブサイト】ココトレ