日立システムズ、クラウドでの「外国人雇用管理サービス」2月中に提供開始

株式会社日立システムズは、外国人を雇用する企業や民間の人材派遣会社、登録支援機関などの就労支援機関に向け、外国人の雇用時に必要となる管理業務を支援するクラウドサービス「外国人雇用管理サービス」の提供を2月中に開始する。

「外国人雇用管理サービス」は、株式会社平山グローバルサポーターがもつ外国人の就労支援や生活サポートに関する業務ノウハウと、日立システムズのシステム設計・構築力、セキュリティが強固な日立グループのデータセンターを活用し、クラウド上で就労する外国人材のデータ管理を行うことができるサービスだ。サービスを利用することで、外国人材の就労前、就労後の管理工数を減らすことができるほか、手続きの抜け漏れを防ぎ、出入国管理法や労働関係法令に基づいた適切な管理を実現する。

日立システムズ、クラウドでの「外国人雇用管理サービス」2月中に提供開始

具体的には、就労前の「在留資格申請書」や「支援計画書」、38種類の在留資格に応じて必要となる就労開始時の「在留カード」や「銀行口座の開設」などのさまざまな管理対象に対して、未提出や設定した期限が迫っている場合にアラートを発信し、期限切れや作成・提出の抜け漏れを防ぐ。また、就労中も定期面談の結果や相談時のコメントなどを管理できるようになっており、就労する外国人材の悩みを把握し、労働力の継続確保を支援する。この機能は外国人材ごとに設定可能であるため、在留資格や雇用するタイミングにより管理対象項目や期限が異なる場合でも、複数の外国人材の就労管理を簡単に行うことができる。

また、クラウドサービスのため、インターネットがあればどこでも利用できるうえ、ペーパーレスで企業と就労支援機関の双方で情報を共有することができる。法改正などにより管理対象項目などが変更された場合でもクラウド上のシステムの仕様を日立システムズが都度メンテナンスするため、適切な管理を継続できる。

料金は初期費用無料、月額税抜50,000円~。管理対象は外国人就労者最大25名まで、それ以降は外国人就労者1名ごとに月額2,000円。

【サービスサイト】外国人雇用管理サービス:株式会社日立システムズ