パソナ、開発途上国の外国人材をインターンシップで受け入れる企業の募集を開始

人材業界大手パソナグループの株式会社パソナは、外国人材が日本企業でオンラインインターンシップを行う「令和3年度 国際化促進インターンシップ事業」を、2021年8月10日(火)より開始する。現在、受け入れ企業を募集中だ。

本事業では、カンボジア、インド、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナムの計6ヵ国に設置したワークスペースから、外国人材がオンラインでインターンシップを行う。参加者は、開発途上国に在住し、高度な知識・技術を有する外国人材のため、参加企業は翻訳業務や、プログラミングなどの専門スキルを活かしたサイトの構築等をインターンシップとして行うことができる。また、本事業への参加をきっかけに、海外ビジネス展開や新規事業展開の情報収集が可能となる。

「令和3年度 国際化促進インターンシップ事業」概要

【開催期間】
Aコース:2021年8月10日(火)~10月8日(金)
Bコース:2021年10月25日(月)~12月22日(水)
※上記の期間は事前研修なども含む。受入企業でのインターンシップは35日間を予定
※インターンシップ終了後に、受入企業と外国人材がオンライン上で一堂に会して、インターンシップによる成果などを発表する成果発表会を開催予定

【受け入れ企業対象】
日本国内に主な事業所を有する中堅・中小企業(業界団体、非営利法人、自治体を除く)
※最大200社程度

【外国人材】
ODA受取国リスト(OECD/DACリスト)掲載国・地域の国籍を有し、同リストのいずれかの国・地域に在住する、高度な知識・技術を有する外国人材
※中華人民共和国除く

【インターンシップ内容】
下記2つのコースに分かれてインターンシップを実施
Aコース
6カ国(カンボジア、インド、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム)に設置したワークスペースに通い、オンラインで就業体験を行う

Bコース
世界の幅広い国・地域(OECD/DACリスト掲載国・地域)に所在する外国人材の自宅等からオンラインで就業体験を行う

【受け入れ企業に対するサポート】
・外国人材の受け入れに対する手当の付与(所定の活動期間を完遂した企業に限る)
・異文化マネジメント研修、情報セキュリティ研修、オンラインマネジメント研修等、各種研修の実施
・専属コンシェルジュによるオンライン会議や訪問、フォローアップ

【申込方法】
ホームページから

【お問い合わせ】
株式会社パソナ 官公庁事業部「国際化促進インターンシップ事業事務局」
tell:03-6262-3750
mail:jip@pasona.co.jp

昨年行われた本事業においては、受け入れ企業の98%が「大いに満足」、または「おおよそ満足」と回答している。海外ビジネスの開始や拡大に、本事業を利用することが可能だ。ぜひ外国人雇用に興味のある企業は申し込んでみてはいかがだろうか。

【参照リリース】外国人材が日本企業でオンラインインターンシップ

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