経済産業省は、日本人社員と外国籍社員が社内において効果的なコミュニケーションを取ることを目的に、「日本人社員も外国籍社員も 職場でのミスコミュニケーションを考える」動画教材及び「動画教材を使った対話による学びの手引き」を作成し、公開した。
外国人社員をマネジメントする上で、言葉の壁は最も難しい問題だ。空気を読む、言葉の裏を推測するなどの日本特有のコミュニケーション方法では、外国人社員に誤解を与え、業務に支障をきたしてしまう可能性がある。外国人社員と円滑なコミュニケーションを取るためには、日本人社員側の準備・勉強が必要だ。
本教材では、職場で起こりやすいミスコミュニケーションの例を、シーン毎に切り出して動画化している。また、「動画教材を使った対話による学びの手引き」では、動画を使った学習の流れ・対話を促すグループワークの例等が記載されている。外国人社員との円滑なコミュニケーションについて、効率的に学ぶことが可能だ。
外国人と仕事上でコミュニケーションを活性化させるには、日本的なコミュニケーションを見直し、問題を理解することが重要だ。本教材では日々起こりやすいミスコミュニケーションの例を具体的に見ることが可能となっている。外国人の採用を検討している企業の方はぜひ本教材を活用してみてはいかがだろうか。
【参照リリース】「日本人社員も外国籍社員も 職場でのミスコミュニケーションを考える」動画教材及び学びの手引きを策定しました