ジョリーグッド、セティア マネジメント共同、介護教育VR「CareVR」インドネシアに進出

株式会社ジョリーグッドが提供する、外国人材介護教育VRサービス「CareVR」(ケアブイアール)は、インドネシア最大規模の人材データベースを保有する人材紹介会社セティア マネジメント株式会社の提携する送り出し機関での導入が決定したと6月24日に公表した。

インドネシアでは、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために、オンラインでの教育が推進されており、大学や送り出し機関では、すでにオンラインでの介護授業が導入され始めている。しかし、現在のオンライン授業では、介護現場でのリアルなコミュニケーションを交えた実習ができず、外国人労働者の介護教育を行う上での課題となっていた。そこで、株式会社ジョリーグッドとセティア マネジメント株式会社は共同で、リモートVR教育システムを用いた介護教育VR「CareVR」の実施を決定した。

CareVRは、日本に入国する前に介護技術をVRを通してトレーニングすることができる外国人労働者向けの教育ソリューションである。具体的には、日本にいる講師らがインドネシアの自宅にいる受講者らに、海を越えて一対複数のオンラインVR授業を実施する。実際の日本の介護現場でのリアルな介護の流れを、介護士や高齢者の視点で360度体験学習が可能とのことだ。すでにベトナム、ミャンマーで導入されており、インドネシアは三カ国目の導入となる。

事前に日本でのリアルな介護現場をVRを通じて体験することで、就業後の早期退職の防止や日本文化へのスムーズな順応が期待できるとのことだ。アフターコロナを見据え、今後VR技術などを用いた新しい教育方法が世界的に広がることを期待したい。

【参考リリース】講師は日本、生徒はインドネシア!海を越えるリモートVR介護授業開始!介護教育VR「CareVR」インドネシア進出!セティア マネジメントと共同
【参考リリース】史上初!海を越えるリモートVR教育をインドネシアでスタート! 介護VR授業を「GIfTプログラム」に導入 ジョリーグッドと共同
【コーポレートサイト】SETIA Management 株式会社
【コーポレートサイト】株式会社ジョリーグッド