特定技能ビザで働く外国人スタッフをサポートする「FJS スクール」4月1日開校へ

グローバル人材派遣・紹介事業を手掛ける株式会社アクトバンクは3月26日、特定技能ビザで就業する外国人スタッフを、職場で即戦力になるべくサポートする「FJS スクール」を東京・港区に4月1日開校することを公表した。

同校では通常の日本語トレーニングに加え、仕事場で実践できる日本語や接客、知識、マナー、文化の講習を行う。入校した就職活動中の留学生に対しては「就職保障」を用意し、即戦力として就業できるところまでカリキュラムを組み、就職全般においてバックアップする。

このほか要望に応じて、全国の企業や店舗に業種別の講師が出張し、就業中の外国人スタッフに対するトレーニングも行う。

同社は「FJS スクール」開校の経緯として、4月に「特定技能」の資格で就労する外国人が外食・ホテル・介護等の業界で増加することが予想される中、受け入れ側の企業から言葉や文化の違いによるトラブルを懸念する声が多くあることを挙げた。そこで、2011年より外国人人材派遣事業を行っている同社が受け入れ側と就業する外国人の負担を減らすべく、「FJS スクール」を通じた支援事業に踏み切った。

外国人スタッフの採用を見据えているものの、サポート体制に自信のない企業はぜひ利用したいサービスだ。また、同校では生徒の受け入れ先としての企業を広く募集しているため、即戦力を期待する企業の方は、ぜひ同校との連携を検討してはいかがだろうか。

【ウェブサイト】外国人就職活動支援センター「FJS」