ビジネス特化型オンライン英会話事業「Bizmates(ビズメイツ)」と外国人IT人材紹介事業「G Talent(ジータレント)」などを運営するビズメイツ株式会社は3月25日、外国人労働者が日本社会で活躍するために必要な日本語スキル、日本特有のビジネス文化、ビジネスマナーなどをマンツーマンで包括的に学ぶことができるオンライン日本語習得サービス「Zipan(ジパン)」を5月下旬より提供開始することを公表した。
「Zipan」は、日本語能力試験におけるレベルが「日常会話を理解できる」程度であるN4以上の外国人を対象としている。「取引先と名刺を交換する」「顧客対応をする」「謝罪する」など、よくあるビジネスシーンを題材としたオリジナルテキストを用いて、ロールプレイ形式で日本語と日本のビジネス文化を学ぶことができる。学習用動画教材は100種類以上そろっており、自己学習の際にも活用できるほか、レッスンを担当する講師は日本で働くビジネスパーソンであるため、ビジネスの現場で使える実践的な日本語コミュニケーションを学習できる。
サービスを利用する場合は、無料通話ソフト「Skype」がダウンロードされたパソコンもしくはスマートフォンが必要だ。入学金・教材費はなく、月額12,500円(税抜)でレッスンを月に5回受けることができるほか、別売りの1,800円のレッスンチケットを購入すると枚数に応じて何度でもレッスンを受けることができる。
ビズメイツ社は2012年の創業以来、ビジネスパーソンを対象としたオンライン英会話学習サービス「Bizmates」を展開してきた。フィリピンの首都マニラに支社を構え、ビジネス経験が豊富な約1,000名のフィリピン人講師が英会話レッスンを行っている。法人企業の導入社数は400社を超え、多くのビジネスパーソンが英会話スキルやビジネスマナー、異文化を学ぶために活用している。
日本のビジネス社会で長く活躍するためには、日本語能力だけでなく、日本独特の文化や慣習、ビジネスマナーを身に着けることも大切だ。それらを習得したい外国人により、同サービスが広く利用されることが期待される。
【サービスサイト】Zipan