全研本社株式会社は、海外IT人材を紹介した際の紹介手数料を毎月の「月払い」で0.5%ずつ支払う、業界初のサブスクリプションプラン「サブスク採用」を発表した。企業が採用後の離職や採用コストの心配をせず、海外のIT人材採用にチャレンジできることで、慢性的な人材不足の解消と日本での外国人雇用の大幅な促進が期待できるという。
サブスク採用とは、採用した人材の想定年収の30%の紹介手数料を、毎月の「月払い」で0.5%ずつ5年間(60カ月)で支払う、海外IT人材紹介プランだ。
採用した人材が、支払期間の途中に退職した場合でも、退職後の支払いは免除される。人材の定着と紹介手数料の支払いを完全に連動させるほか、費用の中には、人材・企業共に、継続してサポートを行う「定着サポート費用」も含まれる。「定着」と「採用費」の一元管理が可能になり、採用費の投資対効果が明確に管理できるとしている。
「サブスク採用」詳細と特徴
- 月額料金:採用人材の入社初年度の想定年収の0.5% ※想定年収とは採用人材の入社初年度に発生すると考えられる理論年収(月収+賞与見込み)
- 支払期間:最長5年(60カ月)
- 紹介手数料総額:採用人材の入社初年度の想定年収の30%
- 月額料金改定:毎年4月に採用人材の想定年収を確認し月額料金の再計算を行う ※支払総額は変動せず支払期間のみ変動
- 退職時:採用人材が自己都合で退職した場合、その後の支払いは免除
- サポート:採用人材の定着など、サポート費用は月額料金に含む
- 適用対象:同社が保有するインドのシリコンバレー、ベンガルールの上位の大学にあるキャリアセンターで開催する採用イベントで採用した優秀なIT人材
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ハードルが高いと思われがちな外国人採用に対し、企業の「費用負担」と「退職リスク」の大幅な軽減を実現できるサービスが、地方の中小企業やベンチャー企業をはじめ、人材不足に悩む企業からも注目が集まりそうだ。