在留外国人向け、特別定額給付金10万円の申請書記入方法の解説動画を無料公開

動画投稿サイトを運営する株式会社soeasyは、人事労務の専門的なサポートサービスを提供している株式会社ORJと共同で、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、一律給付される特別定額給付金10万円の申請書の記入方法を10ヶ国語で説明する無料Web動画を2020年4月30日(木)に公開した。

【動画視聴URL】「特別定額給付金」申請書の記入方法

「特別定額給付金」とは、新型コロナウイルスによって影響を受けた家計への支援策として給付される、1人あたり一律10万円の給付金のことである。対象者は、2020年4月27日時点の住民基本台帳に記載されているすべての人である。3か月を超える在留資格などを持ち、住民票を届け出ている外国人も対象に含まれている。

特別定額給付金の申請には、原則として世帯主宛に送られてくる書類に記入して郵送する「 郵送申請方式」と、PCやスマートフォンを使う「オンライン申請方式」の2通りがある。ただし、郵送で使用される申請書は、現段階では日本語表記のみとなっており、日本語に不安を抱えている外国人労働者にとっては郵送での申請は困難を伴うだろう。

また、外国人従業員を雇用している企業でも、給付の対象となる外国人従業員から「申請の方法がわからない」と相談を受けることも増えてきている。しかし、個々の言語ごとに給付金申請をサポートすることが難しく、結果として外国人労働者、企業共に困難を抱えている場合も少なくない。

動画では、日本語も含め、英語・タガログ語・ベトナム語・インドネシア語・タイ語・中国語・ネパール語・ポルトガル語・スペイン語の10カ国語で申請書の書き方を解説している。動画は無料で視聴でき、「原則として世帯主が代表して給付金を受け取る」など受給のルールを説明した上で、さらに書面に沿って日付や世帯主の名前、振込先の口座など、申請書の記入方法を解説している。

動画は、soeasyが提供する困った時の15秒動画コミュニティ「soeasy」、法人向けトレーニング動画SNS「soeasy buddy」、株式会社ORJのホームページから視聴が可能だ。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、不安を抱えている外国人労働者は増加している。そんな外国人労働者を雇用している企業からも、今回紹介した申請書記入方法の解説動画を活用し、外国人従業員の特別定額給付金申請をサポートすることで不安解消の一助となるのではないだろうか。

【動画視聴URL】「特別定額給付金」申請書の記入方法
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