クラウド人事ソフトSmartHR、多言語化サービスWOVN.ioと連携、従業員画面が5か国語に対応

株式会社SmartHRは10月15日、ウェブサイト・アプリの多言語化サービス「WOVN.io(ウォーブンドットアイオー)」を提供するWovn Technologies株式会社と連携し、クラウド人事労務ソフト「SmartHR」の従業員画面を5か国語で利用できる「多言語化対応機能」を同日より提供開始した。

SmartHRは、入社手続きや雇用契約、年末調整など、労務手続きのペーパーレス化を実現するクラウド人事労務ソフトだ。人事データベースに基づき、社員名簿や人事レポートを作成できるほか、勤怠管理や給与計算システムとの連携機能といった充実した機能を備え、定評がある。

このたびの連携により提供が始まったSmartHRの「多言語化対応機能」では、外国人材がSmartHR上で行う「入社手続き」や「年末調整」の情報入力画面を、日本語以外の5言語から選択できるようになった。5言語は英語、中国語(繁体字)、中国語(簡体字)、韓国語、ベトナム語だ。外国人材が母国語で情報を入力できるようになったことで入力ミスの軽減につながり、労務手続きを効率的にできるようになるだけでなく、内容を理解してから安心して契約・手続きが進めることができるようになる。なお、「多言語化対応機能」はSmartHRの「スタンダードプラン」「プロフェッショナルプラン」で利用できる。

クラウド人事ソフトSmartHR、多言語化サービスWOVN.ioと連携、従業員画面が5か国語に対応

7月にかねて今回の5か国語対応を発表しており、SmartHRには従業員数万人規模の大企業を含め数社から「実際に利用したい」との要望があり、WOVN.ioには人事系SaaSを提供している複数の企業から「自社システムを多言語化対応させたい」との問い合わせがあったという。

今後もSmartHRは「ペーパーレス年末調整機能」のほかにも、入社手続き、Web給与明細、雇用契約機能など、従業員自身が行う労務手続きの効率化を目指して、各機能の開発・改善を進めていく方針だ。

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