外国人社員向けにオンラインでの日本語教育サービスを運営する、日本語オンラインスクール合同会社が4月上旬から6月末ごろまで、外国人社員を採用している、または受入れ予定がある企業を対象に、Skypeを活用した日本語講師とのオンラインレッスンを一部無償で提供する。
同社代表の村元氏は、以前勤めていたIT企業にて、アジア諸国ではトップレベルの優秀な人材でありながら日本語での会話力が高くないことを理由に希望する内容の仕事につくことができない、あるいは会社が安心してその人材に仕事を任せることができていない状況がみられたことから、「外国人社員がもっとイキイキと活躍できるような社会を作る」ことをミッションとし、2019年に同社を創業した。現在、同社はIT企業の外国人エンジニアを対象に、オンラインでの日本語教育とコーチングの事業を手掛けている。
日本語のオンラインスクールでは、マンツーマンレッスンとグループレッスンの2種を提供する。受講生ごとに異なる「ビジネス現場で必要とされるコミュニケーション能力・ビジネスシーン」を定義し、個別の目標から逆算した学習プランを作り、レッスンを通じて、一人ひとりの専属講師が個別でサポートしながらインプットとアウトプットを繰り返すことで、ビジネス現場で必要なコミュニケーション能力の「定着」を目指す。コースは、日常会話、ビジネス、ITエンジニア特化型の3コース。
無償提供するのは、オンライン(Skype)を活用した日本語講師とのマンツーマンレッスンと日本語学習教材。外国人社員を採用している企業であれば、どの企業でも利用でき、1社あたり最大3名まで、もしくは1名あたり最大3レッスンまで対応する。問い合わせは、info@nihongo-jinzai.comまで。
【ウェブサイト】日本語オンラインスクール合同会社