九電ビジネスフロント、外国人材活用と定住促進事業を開始

九州電力グループで総合人材サービス事業を展開する株式会社九電ビジネスフロントは3月27日、外国人材活用と定住促進事業を「KYUDEN GLOBAL事業」と位置づけ、4月1日から開始することを公表した。

「KYUDEN GLOBAL事業」は、九電グループ全体のイノベーションを推進し、新たな事業やサービスを生み出すための取組みである「KYUDEN i-PROJECT」のひとつで、2018年4月から実証実験を実施しており、好評であることから九州地区より順次サービス提供を本格的に提供開始する。

 「KYUDEN GLOBAL事業」では、中長期的に労働人口が減少し高齢化が進む九州において、優秀な外国人材の就業や定住による地域活性化、新たな電力需要等の創出等を目指す。

また、日本で働きたいと考える外国人材に対し、快適な生活環境と労働環境を提供することを目的としている。

九電グループでは、外国人材をはじめ多様な人材の活躍を積極的に支援することで九州の活性化を図り、「九電グループ経営ビジョン2030」で掲げる2030年のありたい姿の実現に向けて取り組むとしている。

「KYUDEN GLOBAL事業」の主なサービスは以下の通り。

  • 1. グローバル人材紹介
  • 企業と外国人材のマッチング、就業支援
  • 2. ダイレクトリクルーティング
  • 人材データベースから企業が直接外国人材を採用できるプラットフォームの提供
  • 3. 外国人定住・生活支援
  • 在留資格や就業に伴う申請手続き、銀行口座開設、不動産賃貸契約等の生活支援
  • 4. ダイバーシティ教育サービス
  • 外国人材受入に伴う異文化理解やダイバーシティに関する教育研修サービスの提供
  • 5. 翻訳・デザイン
  • 外国人材を活用したネイティブ翻訳・ライティング、ロゴデザインサービスの提供
  • 6. グローバルマーケティング・プロモーション
  • 海外個展等のイベントの企画・運営、プロデュース、海外のフリーランサーを活用した海外市場調査等のグローバルサービスの提供

【参照サイト】KYUDEN GLOBAL