知識やノウハウの動画共有サービスを展開する株式会社soeasyは10月10日、個別指導学習塾「明光義塾」を展開する株式会社明光ネットワークジャパンとオンライン日本語学習教材を提供するボンド株式会社と業務提携したこと、および外国人のためのオンライン日本語・ビジネスマナー学習サービス「Japany」を共同開発し、提供を開始することを公表した。
「Japany」は主に外国人を雇用する企業や、日本語教育のリソースが不足している地方や海外に向けて提供される。Japanyは、オンライン日本語教材の「Japany Language」、学習管理・オンライン1on1サービスの「Japany Teacher」、研修動画サービスの「Japany Work」の3つで構成され、各サービスは個別で利用可能となっている。
「Japany Language」のサービスでは、日本語検定対策、生活日本語、ビジネス日本語、特定技能試験対策などのコンテンツをオンライン教材として配信する。学習管理システムを備えており、各学習者の学習状況や履歴を都度確認できる。また、「Japany Teacher」のサービスでは、e-ラーニングサービスにありがちな「導入しただけで終わり」の状況にならないよう、日本語教師が学習の進捗を毎日確認するとともにオンラインで1対1でのコミュニケーションを実施する。さらに、「Japany Work」のサービスでは、外国人向けに基礎的なビジネスマナーと日本文化についての学習動画、日本人向けに外国人の受け入れに関する基礎知識を学ぶことができる動画が配信される。なお、各企業でオリジナルの研修動画をアップすることも可能だ。
日本では、外国人の受け入れ拡大に向け、日本語やビジネスマナーなどについての教育機会の拡充が求められており、また世界でも、日本国外から日本に来る前の基礎訓練や在留資格の獲得のため、世界各地で日本語やビジネスマナーの教育、特定技能試験対策の提供のニーズが高まるなか、こうしたサービスの提供により外国人材および受け入れ企業の教育効率はますます改善されそうだ。
【サービスサイト】Japany
【コーポレートサイト】株式会社soeasy