一般社団法人留学生支援ネットワークは2月12日、同団体が運営する外国人留学生採用支援ポータルサイト「留学生就職支援ネットワーク」において、2020年3月に卒業予定の留学生を対象とする求人情報登録を無料で受付開始すると発表した。
同システムは日本政府が実施している「外国人材活躍推進プログラム」に選定されており、不特定多数の留学生を対象とする求人情報提供システムではなく、全国の大学が公式に加入している全国規模の就職支援システムとなっているのが特徴だ。
2019年1月時点で、国公立大学62校、私立大学が43校の計105校の大学が加盟しており、約3,500名の外国人留学生が利用している。国公立大学では北海道大学、東北大学、東京工業大学、一橋大学、横浜国立大学、金沢大学、京都大学、神戸大学、九州大学などが利用しており、私立大学では慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、立教大学、明治大学、青山学院大学、法政大学、中央大学、立命館大学、同志社大学、関西学院大学、関西大学などが利用している。
外国人留学生の採用を検討している企業は無料で自社の採用情報や会社説明会の情報を掲載することができ、加盟大学に在籍している留学生だけではなく大学の教職員などにも情報が共有されるため、留学生へのリーチを広げることができる。
無料で優秀な外国人留学生にリーチをしたいという企業は、ぜひ登録を検討してみてはいかがだろうか?
【参照サイト】初の留学生向け求人情報共有システム「留学生就職支援ネットワーク」が2020年3月卒業対象者向けに企業求人登録を無料で受付開始