給与前払いサービス「タスキDayPay(デイペイ)」、国際的人財の雇用促進のため12言語対応へ

株式会社タスキは4月20日、企業の国際的人財の雇用を促進させるべく、2019年10月にリリースした同社の給与前払いサービス「タスキDayPay(デイペイ)」に新たに7言語を追加し、全12言語でサービスの提供を開始したことを発表した。

同サービス提供の背景には、人手不足を原因とする「人手不足倒産」が過去最高記録を更新し、労働力の確保が喫緊の課題となっている現状がある。在留外国人数は7年連続増の過去最多(2019年)となり、企業各社では、国際的人財の受け入れ拡大などを含めて様々な対応が模索されている。

「タスキDayPay(デイペイ)」は、働いた分の給与を給与日前に受け取れる、給与即時受取サービス。スマホやPCから簡単に操作でき、いつもの給与口座に即時に振り込まれるため、福利厚生の充実として、多くの企業が導入している。

今回の対応言語の拡充の目的として、国際的人財を雇用している企業が懸念する「言葉の壁」をより低くし、多様な国籍の人財を受け入れやすくすることがある。新たに追加された言語は、タイ語、インドネシア語、ミャンマー語、ネパール語、ヒンディー語、スペイン語、ポルトガル語の7つ。英語圏だけではなく、近年発展の著しい東南アジア経済圏の言語が中心だ。

【対応言語一覧】
日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、ベトナム語
追加言語:タイ語、インドネシア語、ミャンマー語、ネパール語、ヒンディー語、スペイン語、ポルトガル語

企業と国際的人財の双方にとってより働きやすい環境が整備されることで、国内企業における人材のグローバル化が進み、優秀な外国人の雇用が増えることを期待したい。

【参照サイト】タスキDayPay