One Terraceが、ビジネス会話に特化した「ONE JAPANESE ランゲージスクール」をオンライン上に開校

外国人優秀エンジニア人材紹介を手掛け、日本・ベトナム・ミャンマーで日本語教育を提供する株式会社One Terraceは、ビジネス日本語会話に特化した「ONE JAPANESE ランゲージスクール」をオンラインで開校した。オンラインを通じて世界中の日本語学習者や、外国人採用をする企業を対象に実践的なビジネス日本語会話を効率よく学ぶことができる。

日本で働く外国人は年々増加し、技能実習生やアルバイトを含む外国人労働者数は146万人で過去最高人数となったほか、日本で学ぶ留学生の数も31万人を超えた。以前から政府は、留学生の日本国内の就職率を5割に向上させることを目指してきたが、留学生の日本国内での就職率は35.1%と達成の見込みが立っていない現状だ。

外国人就労の大きな障害となっている要因として、ビジネス日本語力の不足が挙げられる。多くの企業が就採用選考時の審査基準に設定する日本語能力試験では、仕事で使う日本語力が測れず、外国人就労希望者と採用企業においてアンマッチが発生しているようだ。日本で働くためには、実践的なビジネス日本語会話を学ぶ必要がある。職場での円滑な日本語コミュニケーションは、外国人労働者にとって本来の持っている能力を発揮しやすくし、雇用する企業や職場の同僚にとっては、不安やコミュニケーションギャップを低減する効果が期待できるだろう。

ONE JAPANESE オンラインスクールの特徴

1.ビジネス日本語会話に特化
日本企業で働く外国人が最初にぶつかる言葉の壁であるビジネス日本語会話に特化したカリキュラムを開発し、指導する。

2.独自のCEFR基準(CAN-DOリスト)による指導
独自のCEFR基準(CAN-DOリスト)を策定し、学習者が日本語会話のどのレベルまで習得しているかを判定。

3.反転授業による学習の効率化
自習で「授業」の映像教材を用いて予習の形で受講し、学校の授業の時間では通常「宿題」として扱われる演習や、学習内容に関わる意見交換などを行う。 

外国人社員のビジネス日本語力の向上により、コミュニケーションによる課題の解消や早期退職を予防できるだろう。外国人材を採用している企業は受講を促してみてはいかがだろうか。

【参考URL】日本・ベトナム・ミャンマーで日本語教育を行うOne Terraceが、ビジネス会話に特化した「ONE JAPANESE ランゲージスクール」をオンライン上に開校