内閣府は6月25日、日本に住んでいる外国人向けに『災害時に便利なアプリとWEBサイト・多言語リーフレット 』を作成し、これらのアプリやWebサイトの周知・普及活動を開始した。
災害が多い日本で生活している外国人にとって、日本語の防災情報は理解することが難しい場合がある。今回の新型コロナウィルス感染症拡大の情報についても、日本語のみ場合が多く、日本語に不慣れな外国人にとっては正確に情報を理解できず不安に思う人も少なくない。そこで内閣府は、日本語に不慣れな外国人でも利用することができる『災害時に便利なアプリとWEBサイト・多言語リーフレット 』を作成した。
当リーフレットでは、「災害時の避難に必要な情報が得られる場所」と「災害時の適切な行動」を知ることができる、スマートフォンのアプリとWEBサイトを14言語で紹介している。リーフレットは内閣府のホームページからダウンロードが可能だ。外国人を採用している企業は、災害時の社員の命を守るためにもオフィスにリーフレットの掲示、外国人社員への配布を進めてみてはいかがだろうか。
■『災害時に便利なアプリとWEBサイト・多言語リーフレット』(14言語)
https://nextinjapan.com/cao/bousai/
対応言語:日本語・英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語・スペイン語・ポルトガル語・ベトナム語・タイ語・インドネシア語・タガログ語・ネパール語・クメール語・ビルマ語・モンゴル語
【参考サイト】内閣府「災害時に便利なアプリとWEBサイト・多言語リーフレット 」普及キャンペーン事務局(株式会社グローバルパワー内)
【参照リリース】内閣府、在留外国人に向けて災害時に便利なアプリとWEBサイトを紹介する多言語リーフレットを発信開始。